エッセンシャルオイルはストレスや疲れを癒し、さまざまな症状をケアするのに役立ちます。
予防ケアとしてのメディカルアロマの正しい使い方をマスターしましょう。
使い方の8つのポイント
エッセンシャルオイルはたった1滴でも強いパワーがあるので、刺激が強すぎたり、使い方一つでマイナスに作用してしまうこともあります。注意して正しく使用しましょう。
1.エッセンシャルオイルが持つ作用を必ず確認する
植物によって作用は様々です。体質や状況によって使用できないものがあるので注意してください。
2.パッチテストを行う
肌に合わないこともあるので、肌に使用する際は、必ずパッチテストを行なってください。
3.薄めるか否かを確認する
ほとんどのエッセンシャルオイルは薄めずに使用できますが、中には肌への刺激が強いものがあります。
使用する前に確認してください。
4.マッサージは薄めて使用
全身のマッサージや肌が敏感な顔のマッサージをするときは、必ずキャリアオイルで薄めてから使用してください。
5.高齢者や子供は注意を
高齢者や子ども、妊娠中、授乳中の方は特に注意して使用ください。柑橘系のエッセンシャルオイルなど刺激が強く炎症を起こすオイルがあるので、敏感肌の方は注意しましょう。持病がある方は医師に相談の上、使用してください。
6.摂取については要確認を
海外では栄養補助食品として認可されているオイルがあります。それは摂取することを前提に、厳しい品質管理と検査が行われている会社のエッセンシャルオイルに限られています。摂取できないものもありますので必ず確認してください。
7.光毒性に注意
柑橘系など、ある種類のエッセンシャルオイルは原液を肌に塗布した後、直射日光や紫外線(人工的なものを含む)を浴びると、皮膚が赤く腫れ上がってシミになってしまう症状があり、それを光毒性といいます。原液を塗布後日光に当たらないように注意が必要です。
8.レシピを変える
香りに慣れてしまうので1〜2ヶ月を目安にレシピを変更させましょう。
乳児が使用する場合
乳児にもエッセンシャルオイルを使用することはできますが、一部使用できないものがあり、注意が必要です。
#早産で生まれた乳児にはエッセンシャルオイルは使用しない。
① エッセンシャルオイルは100%純粋なものを使う。
②キャリアオイルで必ず希釈する。
③オイルの使用量は必ず守る。
④キャリアオイル大さじ2(30ml)にエッセンシャルオイル1.2滴を入れて薄める。
⑤エッセンシャルオイルを入浴剤として使うときは、肌への刺激を和らげるため、必ずバスジェルで薄める。
幼児が使用する場合
6歳までの幼児へのエッセンシャルオイルの使用量は乳児の倍くらいの量が基本。
キャリアオイル大さじ2分の1〜1(15ml)にエッセンシャルオイル1、2滴で薄めてください。
妊娠中の女性はデリケート
妊娠中の女性の体はデリケートになっています。普段使用しているものでも、敏感に反応し刺激になってしまうので、エッセンシャルオイルを使用する際は注意しましょう。また、使用に際しては医師に相談し、指示に従ってください。体の状態によっては、使用を控えましょう。
まとめ
高品質なエッセンシャルオイルは手軽で効果的です。
だからこそ、使用上の注意はしっかり守って、正しい使い方をするようにしましょう。
わからない場合は使用せずに、正しい使用方法を知っている方に聞いてみたり、書籍を参考にすることをお勧めします。