基材の特徴をマスターする

キャリアオイルやミツロウ、精製水など、エッセンシャルオイルを薄めるものを基材といいます。肌につける際は、基材で薄めて刺激を和らげるといいでしょう。基材にもそれぞれ特徴があるので、覚えておくと役に立ちます。   基材は用途に合わせて選びましょう  一番よく使われるのは、植物から作られたキャリアオイル(植物油)です。肌への浸透性が高く、よく伸び、肌触りがいいので、マッサージに適しています。キャリアオ

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エッセンシャルオイルの保存法

エッセンシャルオイルは天然のものです。熱や日光、湿気などに弱いため、十分注意して保存してください。酸化もするので、使用期限にも気をつけましょう。 フレッシュなオイルを使う  エッセンシャルオイルは揮発性が高い、デリケートなオイルです。使用後は瓶の蓋をしっかりと閉め、開封後は早めに使い切ってください。エッセンシャルオイルの保存期間は、オイルの成分によって異なります。柑橘系のオイルは揮発性の高い成分

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美肌作りは肌質に合うオイルを

敏感肌や乾燥肌、脂性肌など、人によって肌質は様々です。エッセンシャルオイルを使用する際は、まずは自分の肌タイプを知って、肌質や肌悩みにあったものを選びましょう。 肌の仕組みと新陳代謝  どんな肌へ効果的に働くオイルでも、あなたの肌に合わないものを使えばトラブルの元です。 肌質は大きく分けると普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌(乾燥型脂性肌)、敏感肌の5つのタイプがあります。 皮膚は表皮と真皮のふたつ

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エッセンシャルオイルの基本的な使い方

エッセンシャルオイルはストレスや疲れを癒し、さまざまな症状をケアするのに役立ちます。予防ケアとしてのメディカルアロマの正しい使い方をマスターしましょう。 使い方の8つのポイント  エッセンシャルオイルはたった1滴でも強いパワーがあるので、刺激が強すぎたり、使い方一つでマイナスに作用してしまうこともあります。注意して正しく使用しましょう。 1.エッセンシャルオイルが持つ作用を必ず確認する  植物に

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間違いのないエッセンシャルオイルの選び方

同じ学名の植物から抽出されたエッセンシャルオイルでも、その植物の生育環境や抽出法、管理法などによって芳香成分は異なります。 成分分析表は不可欠  エッセンシャルオイル選びでは、香りばかりではなく、純度や品質も重要です。原料の栽培時に農薬や化学肥料を使っていないか、合成香料といった混入物がないかを確認し、無農薬有機農法で栽培された、100%天然の純度オイルを選びましょう。  100%天然のオイルは

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古代文明にまで遡る芳香植物の歴史

 芳香植物を生活に取り入れてきた歴史は古く、古代文明にまで遡るといわれています。人と香りの歩みを書きます。 古代から自然の恵みとして愛用されてきた芳香植物  芳香植物は、大昔から自然の恵みとして、重宝されています。科学的に作られる薬がなかった時代芳香植物は人類が初めて使った薬でした。  それはエジプトの象形文字や聖書、中国の写本から数千年間、聖職者や医者が芳香植物を現代のアロマテラピーのように使

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心と体に一瞬で作用する香りのメカニズム

 エッセンシャルオイルには10〜100種もの芳香成分が含まれているといわれています。心と体にどのように作用するのかを書いていきます。 炭素・水素・酸素などなどの分子の構成が香りを決める  香りには揮発性の芳香分子で、目には見えませんが、存在する物質です。 芳香分子は主に炭素や水素、酸素から形成されています。その分子の構成の仕方によって、様々な香りや作用が生み出され、心身に影響を与えます。  エッ

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植物の恵みが凝縮されたエッセンシャルオイル

大切なのは正しい知識 エッセンシャルオイルには植物の生命力がギュッと詰まっている。その力を知るためには正しい知識を学んでいきましょう。 「油のう」に含まれる芳香成分だけを抽出して蒸留   植物から芳香成分だけを抽出し、蒸留して作る揮発性の液体が、エッセンシャルオイルです。 植物の中には芳香成分を含むものが3500種ほどあるといわれ、そのうちの約200種からエッセンシャルオイルが取れます  芳香成

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