エッセンシャルオイルの安全性

◇米国食品医薬局(FDA)が摂取について承認

 アメリカでは摂取してもよいエッセンシャルオイルを米国食品医薬品局(FDA)が承認し、GRAS認定マークを付与しています。「GRAS」とは、「Generally Recognized As Safe」という英語の略で、「一般的に人間が摂取しても安全である」と認めていることを意味します。ですから、それらをカプセルに入れて飲んだり、水やアイスティーなどに垂らしての飲用が一般的に行われています。ただし、エッセンシャルオイルのなかには、摂取が許可されていないオイルもあります。(後の記事で記載します)

◇不純物のない高純度のエッセンシャルオイルを使う

 エッセンシャルオイルは100%純粋な高純度のオイルであれば、安全性は高く、ほとんど問題はありません。しかし、使用方法や分量を守らず、過剰に使いすぎるのは危険です。敏感肌の人は希釈濃度に注意してください。
ただ、オイルを使用することで症状が良い方向へ向かう場合もあります。オイルによっては、日焼けやシミになる光毒性を持つものもあります。注意事項を守ってご使用ください。
 アロマテラピー人気が高まり、エッセンシャルオイルとともに、様々なアロマグッズが売られていますが、合成オイルもあり、注意が必要です。

◇成分が強いオイル

 ●下記のエッセンシャルオイルは、成分が強いので肌がかぶれることがあります。100%純粋の植物オイルを必ずキャリアオイルで薄めて使用してください。2週間以上の連続使用は避けて、10日間は休憩しましょう。

 オレガノ、カシア、クローブ、シナモン、ゼラニウム、タイム、レモングラス

 ●下記のエッセンシャルオイルをディフューザーを使って拡散する場合は、蒸気口の真横に鼻を近づけると外鼻腔がやけどすることがあります。

 カシア、シナモン、クローブ

◇持病がある人は医師の指導のもとに

 糖尿病や高血圧などの生活習慣病や肝臓、腎臓疾患など、持病のある方は医師と相談の上で使用しましょう。

◇飛行機に持ち込む際の注意点

飛行機に搭乗するときの注意点

 飛行機に搭乗するときの荷物検査ではエッセンシャルオイルはエックス線を通さず、ハンドチェックをしてもらってください。エックス線によってエッセンシャルオイルに周波数が変化することがあります。

 ◇混ぜるよりも重ね塗り

 エッセンシャルオイルは混ぜるより、重ね塗りした方が良いでしょう。1種類のオイルを1、2滴塗ってすり込み、次に別のオイルを塗ります。薄める必要がある場合には、100%純粋の植物オイルを一番上に塗ってみましょう。

◇目や耳などの粘膜には塗布しない

 目や耳などの粘膜にはエッセンシャルオイルが入らないように注意しましょう。誤って入ってしまった場合は、水ではなく、キャリアオイルを塗ってください。他の体の部分に塗り、刺激や痛みを感じた場合も、キャリアオイルを塗ってください。

◇色落ちに注意

 エッセンシャルオイルや布の素材によっては、オイルがつくと布が色落ちするものがあります。ご注意ください。

 

まとめ

お店で販売されているオイルのほとんどが塗布などの使用方法はできませんので、高品質のエッセンシャルオイルをご利用ください。安全なエッセンシャルオイルを使って健康な生活を送るようにしてまいりましょう。

 

 

 

 

 

コメントを残す

CAPTCHA